「夜な夜な飲んで効くタイ語」 ごあいさつ    ( 2005/01/08 Up)
タイ語を勉強していると言うと、「どうして?」と質問されます。タイ語にたいして、一般にまだ珍しいという意識があるような気がします。一方、タイに行くと、奥さんはタイ人か?とよく聞かれます。タイ語をしゃべる日本人もまだ珍しいようでうす。でも、今や、日本での、タイ語の人気度はなんと堂々の第5位、ドイツ語やフランス語を抜いているのですよ。タイに入国する日本人は年間120万人を突破。日本がどうどうの第一位。一方、タイでは、日本語は人気第一位。でも、どうして今、日本でタイ語人気なんでしょうかね。いまや、タイ語は「かっこいい」らしいのです。とは、言うものの、自ら、答えに窮するので、以下、つれづれなるままに書いて、「どうして」か、見つけることにします。(2009年は中国語が人気第一位。)      

「チャラ」

ゲームをやっているときに、負けがイーブンになったときに「これで、チャラになった」といいます。どうして、チャラになるという言葉の語源は分かりません。タイ語にチャラということばあります。chara の訳は「洗う, 洗い清める, 支払う, 精算する, 除去する, 片づける, きれいにする, チャラにする」としました。もう、日本語のチャラにするを入れてしまいましたが、もともとは、洗って綺麗にするという語感なんですね。で、清算するという意味が含まれてきます。すると、私たちは、知らないうちにどこで覚えたのか、日本でチャラを使っていたわけですが、これはタイ語ではありませんか。びっくり。

「チャイマイカ

なになに・・・? 「ちゃいまっか?」 という大阪弁が チャイ マイ カ と同じ意味で、同じ発音なんだってぇ・・・。うーん、タイ語のほうは、「~でしょう?」と、いうこと。他方、大阪弁は、「~でないんですか?」という否定疑問。ちょっと、ちゃう ちゃいまっか? だけど、確かに「発音のトーン」はそっくり。ほんまに似てますね。大阪のつよP-さん!HPの「タイ語のお勉強」で工事中の所、がんばって作ってね。


「スィー」

 タイはアルファベットで「し」と読む文字がない。大阪弁で「~しーや」とか、「せーや」とか言うとき、意味は?と、いうと、「~しません?、~しなーい? ~しろ!!!」とかいう意味です。なんと、タイ語では「~スィー」なんです。大阪弁と、まぁーたっく同じなんです。大阪弁「せーや」=タイ語「すぃーな」なんですね。大阪弁とタイ語が似ているというのは、どうやら本当らしい・・・? この~スィー、短く弱めにいうと、お誘いですから、女性から「パイスィナ」なんて言われたら、一緒に行きましょう。でも、”強く長く、恐そうに言ったら”、「行きな!」ということですから、退散しましょう。


「サッ」

タイ語でサッ(sak)は、「洗う」という意味。
「リンスを、さっと洗い流しましょう。」 なーんちゃって。普通、よく言いますよね。「さっ」が、洗濯する、という動詞だったのです。昔ある農村で、「さっ」だけでよかったのに、だんだん、よそ者が増えてきて、そこで、このグループの人たちは、「さっ」に、「洗う」という動詞をさらに付け足して話すようにしました。昔のままだったら、「リンスでさっ。」だけだったのです。
つまり、「洗う」という動詞は、よそ者の言葉です。「さっ」が単独で、洗うという動詞だったのです。そうなると、「さっと洗う」は、複合動詞です。「さっ」を副詞にしたのは、動詞変化を持つアルタイ語系のよそ者達です。「急な様」などと意味を変えてしまいました。
「さっと水を流す」、実は、「洗濯して水を流す」、というのが正解です。


「パッ」

 タイ語でパッ「Phat4」は、「吹く」という動詞。風が吹くは、「ろm ぱっ」です。
逆に言うと、扇風機になります。「ぱっ ろm」だよ。
火をおこすのに、「火をぱっぱっ」という表現があります。ぱっぱっとは、火を「吹く」ことだったのですね。「はじめちょろちょろ、中ぱっぱっ」とは、ご飯の炊き方です。ご飯を炊くこつは、途中から釜の火を吹いて強火にしろ・・・ということだったのですね。



「パッ」その2

 日本では、ウチワを扇ぐとき、何故か、「ぱたぱた」といいますよね。「おじいさんがウチワをぱたぱたしています。」の、ぱたぱたの語源なんだけど、どうしてもタイ語のphat4ですよ。開音節の日本語に染まれば、phat4は、ぱたに訛りますよね。そこで、「ぱたぱたとあおいで!」といえば、「あおいで、あおいで、あおいで!」と、三連発していることになるんですね。「ぱっ、ぱっ、ぱっ」と言えば、タイ語そのものです。ええ、そうなんです。私たちは普段、タイ語の動詞を無意識にしゃべっているんです。これ、ほんまでっせ。面白いでしょう???



「パッ」その3

 顔をお化粧するとき、「ぱっぱっと顔をはたく」と言います。これは、タイ語のぱっ(phat2)です。顔に粉をはたくという意味です。ぱっ一語で、足りるんです。「姉さんが、ぱっ。」 これで、「姉さんが、化粧している。」という意味です。ぱっが、顔をはたくという意味ですから、「ぱっぱっ+顔をはたく」、これもまた動詞が重複した使われ方ですね。


「パッ」その4
pat2は、掃除するという意味です。こんどはPで、無気音です、タイ語では、「ばっ」に聞こえます。日本語の「ぱっぱっと箒で掃く」の、ぱっです。あるいは、はたきをかける時の「ぱっぱっ」です。「姉さんがぱっ」、もうこれで「姉さんが掃除している」になります。
ぱっぱっとかたづけろという命令は、掃除してかたづけろという連携動詞だったのですね。さっさっとかたづけろは、洗濯してかたづけろという意味になりますね。


「キット」
男=「きっと、迎えに来るからね」 (キットワー)マーラップクンネーノーン
女=「きっとね」 ネーナ
キットは、khit 「思う」という動詞。日本でピジン化した経緯で、副詞変換された結果、「たしかに」、とか、「間違いなく」という意味になってしまったと思われます。
khitは、もともと意志をしめす動詞で盛んに使われていたのでしょう。「きっと彼は、来るわ」、はきわめて、タイ語的表現です。「khit waa khaw maa na 」。そっくりちゃうん?

「クン」

 山本君のことを、日本語では「やまもと・くん」、タイ語では「クン・ヤマモトー」と言います。クンを逆さまにすればいいんですね。まあ、タイ語って不思議なこと。それから、日本人の名前を呼ぶとき、山田とか、山本とか、AとOの語尾は、長音にします。ヤマダー、ヤマモトーです。その他、田中さん、木島さん、長尾さんなど、タナカー、キジマー、ナガオーとなりますので、覚えておきましょう。クン・タナカーと語尾を伸ばされますと、ちょっと、呼び捨てにされたように錯覚しますが、クンという尊敬語が頭にあることを忘れないでくださいね。


飲んで効くタイ語 10

「ワ」

男性が「クラップ」、女声が「カ」を語尾につけることは、タイ語をかじった人なら知っていますよね。尊敬語なので、家族や親しい知り合いでなければ、なんであれ語尾に付けておいたほうがいいのです。私なんぞ、この「カー」のセクシーな女性らしい響きに、ついついうっとりとしてしまいます。もっとも、私が、それしか聞こえていなかったのが原因でしょうが・・・。何であれ、タイ語の魅力は「カー」から始まるのです。このカーが不思議ですが、なんともいえず可愛らしいんです。
で、「ワ」って、女性の「カ」の、くだけた言い方なんです。
でも、これって、日本の女性言葉と同じじゃないですか。
「おいしい・わ」、「あつい・わ」って、日本の女の人、よく言うでしょう。
タイでも、「アロイ・ワ」 「ローン・ワ」があるんです。男女ともOKですが、上品な言葉ではありません。かなり下品です。学校では絶対に教えません。また、「ハ」もあります。「アライ・ハ」と言うのは女性だけです。が、女性の姿はしていても、気をつけたほうがいいです。おかま言葉なんです。「ハ」は、ラジオ放送なんかでも、ときどき女性が言っています。女性が使うと男性っぽくなります。普通の会話でひんしゅくを買うほどではないようですが、かわいくない・・・女性ららしくないようです。完全なオカマさんは、もう、女性と同じ、カーです。こうなると、タイのおかまさんたちは、もう、何処をチェックしてもオカマかどうかは分かりませんね。
飲んで効くタイ語 11
「ネー」
 よく、「これでいいよ・ね」、「あした、いいわ・ね」、なんて、「ね」は、日本では、しょっちゅう「ね」を使いますよ・ね。
この「ネ」は、タイ語の「ナ」と同じです。友達同士の会話には遠慮なく、「ナ」を付けた方が自然で、大阪弁でしゃべるように話しやすくなります。
「ほんまかい・な???」・・・「ほんまや」

飲んで効くタイ語 12
「ネー」その2
 「ネー」と伸ばすと、タイ語では、「たしかに、きっと」ってな意味になります。日本語で、女性が何かおねだりするとき、「ねー、ねー」と言いますよね。これって、「きっとよ、きっとよ」って言う意味だったんです。私は、やっと、「ねー パパーぁ 買ってーえ」の本当の意味が分かりました。これって、同一語源でしょうね、きっと。

飲んで効くタイ語 13

「ナ」

 「この車は・な、エンジンが故障して・な。直さなきゃ・な。」、こんな会話を聞いたことありますか?おじいさん連中が、よく、この「な」を連発するんです。この「な」って、まちがいなくタイ語と、ちゃいまっか????
大阪弁でも、「な」が連発するんですね。
「アライ・ナ」、「リープ ラウラウ・ナ」(急いで)なんて、命令や依頼のときには、タイ語では「ナ」を付けた方がいいんです。表現が軟らかくなるです。「しろ!」が 「してね!」になるのと同じ。
「アライ・ナ」は、「なんですか?」、「リープラウラウ・ナ」、「いそいでね」ってな意味です。タイ語では、「な」を連発しましょう・・・な!!。

飲んで効くタイ語 14

「ガーン」

①がんがん音がする
②がんがん働く
③がんがん怒る
さて、①~③のなかで、タイ語が含まれているのはどれでしょう?
正解は②です。ngaan=nガーンは、「仕事」、あるいは「働く」という意味です。これも、ピジン動詞ですね。がんがん働くは、「仕事、仕事、働く」、「働く、働く、働く」の意味になります。
で、さらに追加すると、「がんばる」というのも、タイ語の動詞=「働く」から来たのですね。これは新説ですが、いままでどういう語源説があったこというと、どれも、あまり根拠はありません。がんは「眼」張るで、眼から来ている。・・・とか、頑張る=「我」を張るから転じているとか説があるようですが、どれもこじつけです。
飲んで効くタイ語 15

「ドーン」

①ドーンと音がする。
②ドーンとぶつかる
③ドーンと来い
さて、①から③のなかで、タイ語が含まれているのはどれでしょう?
正解は②です。ドーンとは、ぶつかるとか、命中するという意味です。
どーんは、どんどんという繰り返し語になり、やはり副詞に転じています。「物事が次次と盛んに進行するさま。」という意味です。

飲んで効くタイ語 16
「バー」
バーというと、日本の馬鹿という意味です。ちまたでは馬鹿野郎がつまって、バーロー、バッキャローなどバリエーションがあります。「ばーばーぼーぼー」と
いうと、「ばっかみたい!」です。で、馬鹿を言うのに丁寧な言い方をしろというのは、矛盾しますが、「馬鹿でございますね。」を言おうとすれば、タイ語では、バー・カッ(khrap)でしょう。チャイ・マッ・カ? これは、駄洒落です。

飲んで効くタイ語 17
「ピー」

ピーというと、phiiの第5声調の「幽霊」が一番、二番に第3声調の「年」でしょうが、無気音のpiiは縦笛という意味です。で、日本では、ピーヒャラ,ピーヒャラとかいって、笛を吹く音をやはり、ピーと表現します。まあ、笛はどうしても、ピーですよね。尺八はというと、プオーでしょうかね。ピー、これは、笛に関しては、アジア的汎用語なんでしょうね。

飲んで効くタイ語 18

「にゃんにゃん」

 にゃんにゃんするというのは、Hするというジャパニーズスラングです。これは、タイ語でも「ニャンニャン」(ngian ngian)です。ちょっと、ギャンギャンを鼻にかけると、にゃんにゃんになり、そのほうがタイ人によく通じるそうです。にゃんにゃんは、中国語の「クーニャン」から来たんだろうと思っていましたが、タイ語説に変更します。「やりたい」という意味が、「ぴったしかんかん」です。
飲んで効くタイ語 19

「ぴったりかんかん」

 ぴったり同じということ。ジャパニーズ・スラングです。これは、タイ語では、ムアン・ガンです。
カンは、互いにですから、どちらも一緒、両方同じということになります。それで、ぴったしかんかんは、「どっちも全く同じ」、という意味だったのですね。クイズ番組で正解のとき、鐘をならすので、カンカン=今は、ピンポーンですが、その音だと思っていましたが、これもタイ語から来ているか、借用したのではないでしょうかね?

飲んで効くタイ語 20

「サーオ」

 「タケヤー・サオダケ タケヤー・サオダケ」と、連呼しながら物干し竿を売る風景は、昔ながらのものですが、竿とは、一般的に棒状の物を指すようです。竿を刺す、竿を立てるなどと言います。他の用例では隠語ですが、おち○ち○のことを指します。では、タイ語では、サオと、言うと、柱という意味になります。柱は、おち○ち○より、太さと長さがずっと大きいのですが、日本人は太い方を好んだんでしょう。音があまりにも近いので同源の語ではないでしょうか?

飲んで効くタイ語 21

「こわ」

おーこわ!って、怖いのこと。「こわっ」ですね。
タイ語では”グワ”です。”klwa”ですが、”l”は、ほとんど落ちてしまいます。”こわ”と”グワ”です。よく似ているでしょう。でも、発音は全く違うんです。全く違うんですが、よく似ていんです。ここがタイ語の難しさなんです。
タイ語の”グワ”の”グ”は無気音です。無気音とは何か?は、教科書を読んだだけで発音するのは至難の技です。そこで、ウルトラハウツーを出します。日本語で”学校”というときの、”がっ”が、無気音です。・・・・と、言うわけで、”学校”と声を出してみてください。”がっ”と言う瞬間の、その口と舌の構造を覚えましょう。こうして、あっという間ですが、手っ取り早く無気音をマスターしてしまいました。そこで、”グワ”の無気音を崩すと、どうなるでしょう。「ご」とか「こ」になっちゃうんです。無気音のkは、舌が口蓋の奥に、張り付いていますよね。それを下の方にだんだん下げて、言ってみると、「ごわー」、「こわー」になっちゃうでしょう?
やっぱり、”怖い”は、タイ語と同源同祖でしょうね。

飲んで効くタイ語 22
klwng って、円を描くように回転させてマッサージすることらしいんだけど、日本語ではくるんくるんと言えば、回す様ですよね。これまた発音と意味が似ていますよね。
くるんは -ngがとれただけなんじゃないの?

飲んで効くタイ語 23

「クルム」

きわめつきのぴったんこは、klumじゃないかな。意味は日本語で「くるむ」(覆いかぶせるの意)です。
タイ語のklumは、「くるむ」っていう意味なんです。まさに、同音同意語。発音と意味がほとんど同じ。これ、まじほんと。
飲んで効くタイ語 24
かぐや姫は夜になると月を眺めながら、しくしくと泣くのでした。しくしくとは、涙をぽたぽたと落として、小声で泣く様ですよね。タイ語で、sik sikと言えば、これまたぽたぽたと涙を落とすことなんですね。
あーれまあ、不思議!!!

飲んで効くタイ語 25

「ビントウ」

 弁当という字も意味がよくわからない宛て字ですが、べんとうのタイ語は!”pintoo” まあ、カタカナでかけばビントーとなる。で、これはタイ語になった日本語なんです。たぶん戦中に、この日本語がタイに定着したんでしょうね。この発音、難しいよね。pは無気音でしょう。そのうえ、すぐ母音のiだから、日本人にはとても言いにくい。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 26

「パック」

泊まることを、パックって言います。休むは、ユットパックです。
で、日本では、一泊二日というとき、「いっぱくふつか」って読みます。
パクって同じですね。で、同じ泊まるという意味です。不思議ですね。
この単語は、古い中国語を語源としているのでしょうね。それで、「泊」=「パック」です。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 27

「コウ」

乞うというのは、物を乞う、乞うご期待・・・「こう」は、・・・などと使われますが、これはタイ語の "khoo" ~してもいいですか・・・ですね。乞食は、khon khoo thaanですが、食を乞う人、ここに、音として”KhO-”が乞うの元にあるんですね。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 28

「コイ」

また、願い乞いたてまつります。の乞いは、"khooi"と同じですね。
khooi duu naで、見ていてね! のように、相手に何かを期待する、注意を引きつけるようなとき、
khooi ~と命令形で使います。待つ, 心がけて~する, 注意して~する, 気をつけて~する・・・です。
だいたい、恋人というのは、「待つ+人」というのが転じたのではないでしょうかね。恋するとは、待つという意味だったのでしょうね。恋い焦がれるは、タイ語の意味にすると、待ち焦がれるとなります。恋は、タイ語のコイである。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 29

「イーク」

「幾久しく」結婚式などで、よく使われます。この”いく”ですが、これは、タイ語の"iik”、更に~ , あと~ , もっと , もう~ , 再び, また~、さらに・・・と等しいですね。すると、幾つも、幾回も、幾度、幾夜、幾世はたくさんのという意味に転じていますが、まあ、”もっと、さらに、”というニュアンスが含まれていたのですね。
で、日本語の「幾」はタイ語の「iik」でした。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 30

「カモル」

khamooi は、盗む, 泥棒, 盗む, 窃盗を働くですが、日本語には「カモル」、「カモにする」ですね。カモるは 鴨を動詞化したものだというのが学者の説ですが、勝負事などで、相手を簡単に負かして、利益を得る・・・ことですが、カモにされたという場合、お金を巻き上げられたということで、べつに勝負事だけでないのです。つまり、タイ語のカモーイのカモから来たというのが正しく、鳥の鴨とはなんの関係もないのです。学説とは、ほんとうにとんでもないうそを書きますね。鴨こそ、いい迷惑で、宛て字にされただけですね。語源が分からなくなったので、こういう間違いがまかり通るのです。そうすると、鴨がネギを背負ってくるは、泥棒が、かえって好都合な物を置いていったという意味になりますね。タイ語のカモーイが、鴨という当て字になっただけすよ。

夜な夜な飲んで効くタイ語 31

「ルンルン」

run ruun タイ語では「楽しい・明るい」という意味ですが、日本では楽しいときの状態を、「るんるん」と言います。
まあ、冗談のようですが本当です。

夜な夜な飲んで効くタイ語 32

「カー」
 
カラスはタイ語では、カー(kaa)ですが、可笑しいのはカラスの鳴き声を日本では、「カーカー」と言います。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 33

「シー」
死・・・は sii (第4声)だという不思議。死は「し」shiですが、タイ語では siiでして、これは、同源でしょうね。間違いなく。


夜な夜な・飲んで効くタイ語 34

「ポイ」
何かを捨てるとき、ポイするといいますが、タイ語でploi=ほとんどポイと聞こえます。手放すという意味です。なんで、「ポイと捨てる」短くして「ポイ捨て」と言うのかどんな学者も解らないでしょうね?あんがい、煙草のポイ捨ては止めましょうなんて言葉の、ポイは古い古い外来語で、中国の長江あたりの古語だったのかもしれませんね。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 35

「カユイ」

 khayiiとは擦ること、で、かゆいところは、擦りますよね。日本では、皮膚を、「かいー、かいー」といって、擦ります。かゆいは khanです。khan khan trnog nii。ここがかゆいかゆい。khayii,khayii rew rew si na (かいー・かいー・レオ・レオ・シ・ナ!)ってなこといっても、「ここすぐかいて、かいて」、ちゃんと通じますね。すぐに掻いてもらえます。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 36
気が滅入ることを、悶々とするといいます。タイ語でmon(低) moong(上)というと気が滅入るという意味です。「モンモンする」をタイ語的に発音すると、タイで通じる日本語みたいです。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 37

「トントン」

トントンと・・・というと日本語でしょうか。タイ語でしょうか。
トントン肩を叩く、トントンと釘を打つ・・・これが日本でしょうね。
タイでは、真っ直ぐという意味です。もとは、trongですが、タイでもrが脱落してトントンと言っています。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 38

「コー」

「項」という漢字は、コウと発音します。タイ語もkhooです。意味は、同じ。「第三項」は、「サームコー」です。意味と、音がこれほど同じなものは他にないぐらいですね。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 39

「ヤダー」

嫌だというとき、ヤーダヨなんて言っていましたよね。タイ語では、ヤーは、やめてよなんていうことです。タイでは「ヤー」、日本では、「やめてよ」です。「イヤー」と言うのは、「嫌」ですが、これも、タイ語のヤーとまったく同じじゃん。なまめかしく「やーん」なんて、言うのも訛っただけですね。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 40

「ハイ」

ハイは、人にものを与えるという意味で、あげるですが、日本人の「はい」は、「はい」「いいえ」の返事に使われます。でも、物をあげるとき、「はい、どうぞ」と、よく言います。このハイは、タイ語のハイと意味も使われ方は同じです。子供にプレゼントを差し出して、「はーい」と言ったことありませんか。このとき、返事をするときの「はい」とは、声調がことなっていることに気づいた人は、えらい。日本人も声調を使い分けているじゃないタイ語と同じ声調でしょう。意味も同じじゃない。不思議、不思議。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 41

「プリッ」

辛いものを口にしたとき、「ピリッっとする」と言いますよね。タイ語のプリックは唐辛子です。末子音は聞こえませんから、プリッじゃないですか。日本語では、プがピに訛っているだけなんですね。唐辛子を口に入れてしまって、「舌がピリピリする」と言ったら、「舌が唐辛子・唐辛子」と言っているんですね。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 42

「フアン」

「不安」とい字、どうも呉音だと思われていますが、タイ語で、「不安」はフアンなんですね。「不安だ」
は、ペン フアン ナでいいでしょう。フアンはタイ語と同じでしょ。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 43

「ちゃんと」

「ちゃんと」立って!「ちゃんと」座りなさい。など、よくお母さんに言われました。ちゃんとするって、どういう意味なんでしょうかね。
「きちんと」なら、きっちりとかの訛りでしょうけど、「ちゃん」もそうなんでしょうかね。
タイ語でチャンは「ぴんと立つ」という意味です。これなら、意味は明快ですけど。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 44

「やおら」という言うと、国語辞典では「ゆっくりと動作を起こすさま」という意味。で、タイ語では「アオラ」が近い。「さあ~,じゃあ~,では~,」という訳。
似ているというのは、どちらの語彙も、何か動作を始めるときに使う。やおらもアオラも、ともに動作動詞にしか従属しないことが面白いね。

夜な夜な・飲んで効くタイ語 45
 女性のことを phûuyǐŋ っていいます。不思議なことに韓国語にもあります。
韓国語ではプーインは婦人です。声調をとってしまえば同じです。この、プーチンではなく、プーインという響きは、どういうルーツなんでしょうかねえ。中国でも奥さんはプーインですから、アジアの汎用語でしょうかね。でも最初にプーインなんておかしくて笑っちゃう響きです。日本語だけ蚊帳の外なんですが、日本語って、祖語がオーストロネシア語系なんでしょうかね。母音が5つなのはハワイ語と同じですからね。
 最初に、不毛の日本列島に渡ってきたのは南太平洋の島々からカヌーでやってきた? あるいはムー大陸があった?まあ、そこいらは噂だけど、あとからやって来た騎馬民族の大陸系の言語とミックスしたりしても、基層的言語が死ななかった。これを優勢言語っていうんだけど、ご先祖様はよそものに敬意を払ったおかげで、風俗習慣・言葉までは滅ぼされなかったというわけ。だけど、よそ者は北方のアルタイ語の言語だった。わがご先祖様たちは食っていくことのほうが先ですからね。いくら必要に迫られてもしゃべらなかったのが真相かもしれませんね。なにしろ、複合母音を含めると19もの母音があるので、あんぐりです。これが日本人の英会話べたの原因だったんです。
 日本語は短母音と長母音の区別もありませんしね。だけど、外来語を吸収するするのはうまかった。カタカナ英語はいまや日常会話の40%ぐらいを占めていているらしいけど、カタカナ英語って和製英語ともいうでしょ。ネイティブには全く通じないってこと・・・知ってるでしょ。
 タイ語も同じようにタイ英語なんで、やっぱりネイティヴには通じない。
gasは日本語ではガス、タイ語ではガーッ、どうもスっていう末子音がないからしかたないか?これは、どちらも母語の干渉っていう現象なんだそうだが、ひらたく言えば、言いやすいように訛ったんですよ。ピジン語は訛り合って成立するんですが、商いなんかでは、互いに通じなくては意味がないんです。学者のみなさんは、この違いを分かっているのかな? 
 今はタイでは小学校の低学年から英語が必修だけど、文書はともかく、英語で会話したら、何語をしゃべっているのか分からない。英語耳のある人なら、方言のくせを理解して通じるかもしれない・・・けど難易度が高い。
 日本人には、まず、発生練習からはじめないとね。簡単にいうと、英語や中国語の喉から発生するような音、PBKの末子音を発声する音などです。わがご先祖さまたちは、そうした訓練まで受けないうちから、外来種に馬鹿にされていたのでしょうね。いまでも、大学をでても通じない。吹き込みがなければ映画も見れない。
 高い能力があるのに、なぜなんでしょうか。

夜な夜な飲んで効くタイ語 46
อันนั้นとはアンナン、それっていうこと。なにか物をさして、言うんだ。買い物にはこれだけ知っていれば済んじゃう。「あれこれそれどれ」をこそあど言葉というらしいが、タイ語だと、「ニー、ナン、ノーン、ナイ」となるよ。コンナンのコンは人だから、コンニーはこの人、コンナンはその人、コンノーンはあの人。コンナイはどの人、とてもよく使われる指示代名詞、オールマイティのような便利のいい言葉だ。
場所なら、ティーにすればいい。
ที่นี่  ここ ティーニー
ที่นั่น そこ ディーナン
ที่โน่น あそこ ティーノーン
ที่ไหน どこ? ティーナイ
これだけ覚えておいてもいいくらい。こういうのを必須単語と学者は言うらしいが、難しいことは知らなくてもいい。タモリ語は「らしく聞こえる言葉」なんだが、あたかも・・・らしい・・・しゃべりが出来ればよろしいのですよ。



夜な夜な飲んで効くタイ語
スー編
夜な夜な飲んで効くタイ語
チュー編
夜な夜な飲んで効くタイ語
アオカン編


飲んで効くタイ語番外編

文字編

あの、ミミズのように続く文字。切れ目ない文字を見たとき、一種、近づきがたい恐

れのようなものを感じましたよね。開口一番は、「なに、これ?」だったでしょう。これ

は、文字なんですか?と、言うわけ。もし単語と単語の間に切れ目があったなら・・・

そんな馬鹿げた鬱憤を払いのけながら、タイ語を少しずつ解読。慣れないうちは、

ほんとうに暗号の解読をしているようなんです。それを難なく読んでいるタイ人を横

目で見て、なんたる才能だろうと思ったりします。ああ、つらい。でも、法則があって

、英語のように例外的な読み方がない。規則正しいという意味では、きわめて合理

的。やっぱり、暗号だな。こりゃ。

で、タイ人に言わせると、漢字って一字でもたくさん棒を書かなくちゃならない。たし

かに、画数とは、書かなくてはならない棒の数でした。タイ文字は、さーっと一筆書

きで書けますね。面倒くさいということでは、漢字の方が超弩級なんですね。面倒く

さいばかりか、読みが2つも3つもあって、しかも、だいたい2500文字が常時使用さ

れていんだそうです。日本語って、気が遠くなります。タイの学生さんは、その複雑

さにぼーぜんとするのです。で、日本語とタイ語とどっちが難しいか・・・という論争

は、日本語に軍配があがるのです。しかし、発音ならタイ語に軍配があがります。

<完>

             超面白い、「一功の飲んで効くタイ語学